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日光不足は大腸ガンになりやすい



健康トピックス


矢印日光不足は大腸ガンになりやすい
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 大腸ガンが増えている。女性では、死亡率のトップを占める。米国ガン研究所は、大腸ガンにかかりやすい危険因子として、①肥満、②肉食、③飲酒、を挙げている。

 加えて、最近、大腸ガンの重大な危険因子として浮上したのが「ビタミンD不足」だ。ビタミンDが大腸ガンを防ぐことが突き止められた。
 ビタミンDは皮膚で作られ、肝臓で「水酸化ビタミンD」に変化する。体内にガン遺伝子が発生すると、これが「活性ビタミンD」に変化して、細胞がガン化するのを防ぐ。そのガン予防効果は、動物実験だけでなく、人間を対象にした調査研究でも明らかになった。

 カリフォルニア大学のゴーハム博士は、血液中の「水酸化ビタミンD」の濃度と大腸ガンの関係を調べた。その結果、「水酸化ビタミンD」の濃度が最も高かったグループは、濃度が低かったグループに比べて、大腸ガンの発生率が半分だった。
 日本の国立ガンセンターも、3万8300人を対象に調査を行った。その結果、血液中の「水酸化ビタミンD」の濃度が22.9ナノグラムを超えたグループの直腸ガン発生率は、それ以下のグループと比較して、男で21%、女で37%だった。大腸ガンだけでなく、「水酸化ビタミンD」の濃度が高い人ほど乳ガン、卵巣ガン、前立腺ガン、肺ガンになった人が少なかった。

 さらに、その後の研究で、驚くべき事実が明らかになった。日本では、日射量が少ない北海道、東北などの地域ほど大腸ガンが多く、九州、四国などの南日本では少くなっている。

 ビタミンDは皮膚で合成されるが、日光が必要だ。あまり日に当たらない人や、日照時間が少ない季節は不足しがちである。九州大学の溝上哲也教授は、都道府県別の日射量とガン死亡率を調べた。その結果、大腸ガンだけでなく、胃・食道・膵臓など、消化器系のガンの発生率は、日射量が少ない地域ほど高いことが明らかになった。

 東京や大阪などの大都市でも、大腸ガンの患者数が多い傾向がある。大都市の住人は昼間も屋内にいることが多いので、日射量が不足しやすい。



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