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農薬の毒性は食品添加物とは比べものにならない



健康トピックス


矢印農薬の毒性は食品添加物とは比べものにならない
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 われわれは毎日、薬物を食べている。その中で最も悪影響を与えているのは農薬だ。毒性は食品添加物とは比べものにならない。少量で殺人が可能だ。いわゆるアトピーの原因は薬物で、主犯は、食品添加物よりも農薬である。目に見えないから、野菜が新鮮だと、恐ろしさを忘れてしまう。
 アメリカ科学アカデミーは、食物が原因の米国人のガンの80%が農薬が原因だと断定した。

 医薬品認可にまつわるズサンな審査の実態を、われわれは繰り返し、知らされてきた。食品添加物は直接口に入るから、許可基準や審査がある程度厳しい。だが、農薬は、相手が雑草や害虫だから、人間に有害かどうかの審査基準は、すこぶる甘く、ゆるやかだ。その分、人間に与えるダメージは大きい。
 食品添加物のような表示義務がないから、野菜や果物にどんな農薬が使われているか、わからない。政府は使用制限や残留基準を定めてはいるが、チェック態勢も罰則もないから、実際には野放しだ。日本では農薬まみれを承知で農産物が売られている。多くの農家は使いたいだけ使い、自分で食べるのは別に作っている。

 野菜は弱い。農薬を十分に与えてこそ、虫食いがない、一見美しい野菜を売場に並べることができる。色や形が美しい野菜ほど農薬にまみれている。
 時期はずれに登場する野菜はすべてハウスで作られる。旬(しゅん)の野菜よりも活力が弱く、ハウスは風通しが悪いから、病原菌がはびこる。より多くの農薬が必要になる。
 どの農薬も、使うほどに土壌に蓄積し、バクテリアの繁殖を弱めて地力を削(そ)ぐ。そのため作物が病弱になり、ますます多くの農薬が必要になる。

 汚染は作物だけではない。畜産飼料の穀物や牧草が、肉と乳製品を汚染している。畜産の現場では、家畜を病気から防ぐために、配合飼料と飲み水に混ぜて、医薬品を毎日食わせている。のみならず、大豆カス(大豆油の搾りカス)、トウモロコシの搾りカスなど、薬品処理した食品加工の廃物が飼料原料の大半をしめる。家畜のレバー(肝臓)は、薬物が蓄積した危険食である。今や、鶏糞、牛糞も土壌を汚染し、有機肥料として安全ではない。

 野菜や果物を食べるときは、①洗う、②ゆがく、③アクを取る、などの「下ごしらえ」をしっかりやることが大切だ。水にさらし、流水で洗うだけでも、表面に残留した農薬は、かなり落ちる。沸騰した湯でゆがけば、さらに効果がある。ゆで汁は必ず捨てる。
 生野菜は、皮がむけるものはむいて食べる。代表例はトマトの湯むき。トマトは農薬散布量がことに多い。ヘタをくり抜いて熱湯に30秒ほど入れ、冷水に浸けてから皮をむく。

 葉もの野菜は、流水でよく洗い、ゆでてから使う。キャベツ、レタス、ハクサイは、外側の葉を一枚捨てる。
 ジャガイモ、ニンジンなどの根菜類は、流水でこすり洗いし、皮を取り除けば、残留農薬がほとんどなくなる。キュウリやピーマンも、こすり洗いし、茹でる。イチゴは水に浸すだけでは全然だめ。流水で丁寧に洗う。



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